「多分、ローンは難しいです。」

 

おはようございます。

昨日のブログに引き続き、今日はまた、別のお客様のお話。

 

住宅ローンって、本当に様々で、

お客様によっても、金融機関によっても、タイミングによっても、不動産会社の担当者によっても、

答えが違ったり、そんな世界なんです。

 

ただ、不動産会社の担当者は、

毎日のように、様々なタイプのお客様を対応しているので、

そういう意味では、だいたいのパターンと傾向を把握していて、

なおかつ、一番旬な情報を持っていることは確かだと思います。

 

だからこそ、ある程度情報を伺った上で、

 

このお客様の条件は ローン厳しいな、と、

 

その場で判断してしまうことも確かで。

 

どうせ無理だろうと思って、一応進める対応と、

なんとかして審査を通せる方法はないだろうかと、一生懸命進める対応、

 

当然、答えは違います。

 

「多分、ローンは難しいです。」

そのお客様は、ある不動産会社で、そう言われたそうです。

ローンの事前審査をしてから来てくれと、三井住友銀行の事前審査の用紙を渡されて、

現在審査中という状況で、初めてお会いしました。

 

1年以上物件を探しまわって、やっと見つけた意中の物件を買えない、なんて。

 

聞けば、そのお客様は、3ヶ月後に入籍予定のカップルで、

口数の少ない男性と、もっと口数の少ないフィアンセの女性。

 

確かに、男性の職業、年収、諸々の条件を聞くと、難しそう。

特定してしまうため、ここでは、職業を芸術家と記しておきます。

自営(個人事業主)で、青色申告ですが過去3年の年収は、平均で60万円程度。

 

男性も、やっぱり無理ですよね、と言った表情で、

フィアンセの女性は、男性と反対方向を向いて、その日は一言もお話になりませんでした。

 

ローンに自信のある私でも、少し難しいな、と思いながら、

一通りお話を聞き、なんとなく上記の雰囲気で、深くは聞かないことにしました。

 

男性に、過去3年分の確定申告の資料を送ってください、と伝え、

お帰りになりました。

 

すると、その次の日の午前中に、男性から資料が送られてきました。

そのスピード感から、思いを感じ、私もスイッチが入りました。

 

男性に、資料を受け取った御礼のお電話で、失礼を承知ながら、必要とされるだろう全ての情報をお聞きしました。

 

最悪、ローンが組めない場合は、最大で現金をいくら用意できますか?などです。

とても堅実な方で、全てきちんと教えてくださいました。

 

幸い、そのお客様は、ある程度のまとまった現金をお持ちでしたので、

それを担保にMAX7割くらいのローンが組めそうでした。

ただし、男性の条件が特殊なため、金融機関によって条件もかなり違いました。

 

1000万円迄のところ、奥様と連帯で7割組めるところ、当然土台にすら乗らないところ、

様々でしたが、3パターン程を並べて、一緒に選びました。

 

その行程のおかげで、フィアンセの女性と2人でお茶できる程に関係がつくれたことは嬉しかったです。

 

初めてお会いした時は、正直私も「無理だろう」と思ってしまいました。

 

あの時、男性のスピード感に本気さを感じることができなかったら、

私もきっとそのカップルとの縁はなかったと思います。

 

そのカップルに出会えたお陰で、これから先どんなに経験を積んでも、

できるだけ先入観を持たずに、できると思って進めようと思いました。

 

お客様に教えていただくことの方が多いです。

契約の途中、お二人は無事結婚されたと、奥様にお聞きしたので、

サプライズでお祝いのプレゼントを用意していたら、

お二人からも御礼にとプレゼントをいただき、まさかのプレゼント交換になりました。笑

 

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やっぱり素敵な仕事です。

それでは、また。

 

 

山口 知夏


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